小池百合子 都知事選立候補!自民党から嫌い?評判悪い?なぜ!

東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示、7月31日投開票)で、自民党の小池百合子衆議院議員が、6月29日の電撃記者会見で「崖から飛び降りる覚悟で挑戦する」と出馬の意向を表明した。

小池百合子 都知事選出馬の意向に東京都連・石原伸晃会長激怒!

小池百合子衆議院議員の都知事選出馬に猛反発したのが党東京都連会長を務める石原伸晃経済再生担当相。

小池百合子議員から、出馬に対して事前に「相談がない」と激怒し、電話をかけても小池氏が出ないことを暴露した。

(出典:http://www.sankei.com/)

(出典:http://www.sankei.com/)

ある東京選出の自民党議員は「もともと、『小池氏ではダメだ』というのは石原氏が小池氏を嫌っているところが大きい

つまりは、小池憎しという個人的な感情で突き進んでいる。

個人でそう思うのは勝手だが、参院選の最中に感情を露わにされても、党にマイナスイメージがついて困る」と打ち明ける。

(出典:現代ビジネス『「それでも小池百合子だけはイヤ!」とダダをこねる、党内アンチの小さすぎる肝っ玉』)

石原伸晃経済再生担当相と小池百合子衆議院議員との確執は、2008年自由民主党総裁選挙の時からといわれている。

石原伸晃氏が総裁選挙出馬時に、小池百合子氏に対して「総裁選挙に出馬せずに自分に票してほしい」と要請したが、小池百合子氏がこれを拒否。

そして小池百合子氏は、総裁選挙に出馬。石原伸晃氏がは自分が総裁選で負けた一因が“小池百合子氏に票が流れた”事にあると思っている。この一件から石原伸晃氏は、小池百合子氏のことを嫌っていて、現在も二人の仲は良くないといわれている。

小池百合子 東京五輪組織委員会・森喜朗会長が“大の小池嫌い”との噂

また小池百合子衆議院議員、東京都知事選挙で当選した場合、2020年東京五輪に向け協力体制をとる必要がある東京五輪組織委員会の森喜朗会長と、「犬猿の仲」とも言われている。

東京五輪組織委員会の森喜朗会長

東京五輪組織委員会の森喜朗会長

都知事候補選びに強い影響力を持つのが東京五輪組織委員会会長の森喜朗・元首相だ。「大の小池嫌い」で知られる。

「小池氏は森派時代に2回も森さんに逆らっている。森さんが反対したのに小泉内閣の環境大臣に就任し、2008年の総裁選にも勝手に出馬した。森さんは五輪開催地の東京都知事には自分のコントロールできる人物を置きたい。

たとえ安倍総理がよくても、自分に従わない小池擁立は絶対に認めるはずがない。小池氏がウエイトリフティング協会会長に就任した時も、事前に聞かされていなかった森さんは非常に不機嫌になったほど」(旧森派=細田派議員)

(出典:夕刊フジZAKZAK『都知事候補に小池百合子氏浮上に森喜朗氏が「待った」』)

小池氏は新進党、自由党などを経て02年に自民党入り後は、森派に所属し、小泉純一郎元首相に重用されたが、これまで森氏は小池氏に対して厳しい発言を連発している。

07年に小池防衛相と守屋武昌防衛事務次官のバトルの際には、森氏は「(守屋氏が)切腹しようとしたら、小池氏が後ろから刀で切りつけた感じ。(女性の)小池氏に言っていいのか分からないが、もののふのたしなみがない」と批判した。

08年自民党総裁選の際は、派閥最高顧問の森氏が麻生太郎氏を推す中、蜜月だった中川秀直元幹事長が小池氏を候補に推して両者が鋭く対立。森氏が不快感を示した。

10年に小池氏が自民党総務会長に就任した際は、党三役について、森氏は「石原君(伸晃幹事長)は大賛成だが、あとの2人は何回も党を替わった。権力にただ就きたいだけだ」と語っていた。

(出典:デイリースポーツ 『小池氏、森喜朗会長と「犬猿の仲」説』)

小池百合子 自由民主党総裁である安倍晋三首相との確執も!

さらに、2012年の自民党総裁選をきっかけとして、現自民党総裁である安倍晋三首相からも嫌われているとの噂も。

小池百合子氏は、テレビキャスターから代議士になると、日本新党を皮切りに新進党、自由党、保守党を渡り歩き、2002年に自民党へ。環境相などを歴任し、07年には女性初の防衛相を務めた人物だ。

それまで順調にキャリアを伸ばした小池氏だったが、2012年の自民党総裁選において、懇意にしていた安倍晋三を裏切り、石破茂側についたことにより、ブレーキがかかる。第二次安倍内閣が発足すると、当然のように安倍氏からは冷遇され、重要なポストに就けないまま今に至った。これに対し、政府情報筋はこのように述べる。

「小池氏は、自民党から出馬要請を受けた嵐・櫻井の父親である桜井俊氏が固辞している間に出馬表明することで、自民党内で『桜井・小池と票が分裂するよりは、小池1人を出馬させよう』という声が上がるのを期待して、賭けに出たものと思われます。安倍に阻害され続けたうっぷんがたまっていたのでしょう。しかし、小池氏が表明した同日、自民党が再度桜井氏に出馬要請をしたことに鑑みて、思いのほか都連からの反発が大きかったということ。また、自民党がどこまで問題視しているかは不明ですが、小池氏には、日本のインテリジェンスに関わる“微妙な噂”が囁かれているんです」(政府情報筋)

(出典:TOCANA『小池百合子の元秘書は「中国・日本人スパイ拘束事件」を引き起こした男だった!』)

参院選の自民党候補の江東区での遊説

参院選の自民党候補の江東区での遊説

小池氏は3日、東京都江東区で行われた参院選の自民党公認候補の街頭演説に出席した。もともと都連所属国会議員が集まることになっており、東京10区選出の小池氏の出席も予定通りだ。ただ、都知事選への出馬表明をめぐり、党との関係が悪化。小池氏と関係者との間には微妙な距離感が漂い、言葉を交わす議員はほとんどいなかった。

演説カーの横で約1時間、ほかの国会議員や都議らとともに、立ったまま候補者の訴えを聞いた。安倍晋三首相や石原伸晃都連会長が訪れた際に、存在を示すことができる最前列に、陣取った。ただ、首相や石原氏は車を降りると、小池氏の前を素通り。小池氏は会釈したが、会話もあいさつも成立しなかった

それでも小池氏は、内田茂都連幹事長ら幹部を見つけて、頭を下げ続けた。メディアが見守る中での「公開おわび」。演説後、「この間の非礼について、深くおわび申し上げた。長くは話せなかったが、気持ちは伝えさせていただいた」と述べた。首相とは「そういう(会話ができる)状況ではなかった」という。

(出典:日刊スポーツ『小池氏、都知事選出馬の非礼おわびも安倍首相素通り』)

小池百合子衆議院議員、東京都知事選挙を巡り、自民党からの推薦が得られなくても立候補する方針を7月6日に表明した。東京都知事選挙の行方はどうなるのでしょうか。

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