加藤産経前支局長判決!裁判は異常、有罪にする意志

韓国、朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして罪に問われた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に、ソウル中央地裁は無罪の判決を言い渡しました。

今回の起訴では、国連の副報道官から「(国連は)表現の自由や報道の自由を制限するような法律の存在を常に懸念している」との暗にこの起訴を批判するコメントもあり、起訴自体が近代国家では考えられない異常なことであることから、無罪判決は当たり前ともいえる。

この無罪判決を受け、会見した産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の主な発言は次の通り。

●無罪判決を受けて
⇒「当然の判決であって特別に感慨を抱くことはありません。公人中の公人である大統領に関する記事が気に入らないとして起訴する構図。この在り方は近代的な民主主義国家の姿としてどうなのだろうか。いまいちど考えてもらいたいと思う。」

●問題となったコラムについて
⇒「最高権力者の重大事故当日の動静を題材としたものだ。公益性があることは明らかで、検察は最初から起訴を思いとどまるべきだった」

●事前に判決を予想していたのか
⇒「事前に弁護士を含めて検討会を何度か開いたが、一番可能性の高いものは、執行猶予の付いた有罪判決ということが、最も高い。無罪という判決については、主任弁護士がもっとも可能性が小さいだろうという認識を示していた」

●1年以上続いた、この一連の裁判を振り返って
⇒「まず、韓国の検察庁が、右翼団体の告発を受け取って、それに基づいてシナリオを描いて、有罪を目指して、起訴まで至ったわけですが、この一連の出来事に、今振り返っても、驚がくしていますね。」

●検察の取り調べを受ける中で、理解できなかったことは
⇒「この容疑者は有罪、絶対許さないという構図を固めて、供述を組み立てて有罪にするという強い意志、この意志を持った取り調べだということが非常に強く印象に残っている」
(出典:産経ニュース)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする