漫画家のさかもと未明(1965年10月21日生まれの50歳)と言えば、日本テレビ『スッキリ!!』やTOKYO MXの『5時に夢中!』コメンテータとして有名であるが、JALでクレーム騒動を起こしたことで話題となった。この騒動では、ネットを中心に、さかもとに対して批判が殺到し、また様々な著名人による意見が噴出した。
(出典 – さかもと未明の和みカフェ?)
JAL飛行機内でクレーム騒動とは
日本航空の国内便に搭乗した際、同乗していた1歳くらいの赤ちゃんが、離陸から到着までの間、ずっと泣き叫んでいたことに耐えられず“ブチ切れ”てしまい、「もうやだ、降りる、飛び降りる!」と、着陸準備中にシートベルトを外して出口に向かって走った。
さらに、赤ちゃんの母親に「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います!」と言った。
週刊誌のよると、「今回だけでなく、以前にも新幹線で同じような騒動を起こして、鉄道警察から事情聴取を受けたこともあったそうです。ご主人も、さかもとの突発的な行動には困り果てているようです」
さかもと未明 子供の頃は発達障害(ADHDとアスペルガー症候群)
子供の頃、ADHD(不注意、多動性、衝動性)と言われる行動障害と自閉症の一種であるアスペルガー症候群だったらしくて、小中学生時代は、学校に行っても、誰も話してくれなかったり、水かけられたりと、とにかくいじめに苦しんでいた。
高校時代には、いじめられることから、学校に行くふりをして、川岸で読書するなど、不登校になってしまった。また摂食障害やうつ病を発症し、その結果、リストカットすることもあって、精神外来にも通った。
さかもと未明 現在は膠原病の闘病生活
膠原病と診断されたのは2007年秋のことで、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群、というは3種類の病気を抱えており、身体障害者2級と認定されている。
この病気では、皮膚が硬くなったり、全身に炎症を起こったりして、触るだけでも痛いといわれている。実際、「跳び上がるくらい痛くて、着替えるのに4時間かかったときも」と述べている。
また、痛みと共に、筋肉の拘縮が進み、手が動かなくなる可能性が高いということもあり、漫画などの執筆活動は行っておらず、代わりに知人のミュージシャンらとのライブ活動や、病気で苦しんでいる時に励ましてくれた故 川島なおみの後押しもあって、カメラマンとしても活動している。
現在は、身の回りのことは主に医師である夫が行っており、吸入ステロイド薬を毎日15分以上や、毎日50錠以上の薬を服用するなどして、自宅療養を行っている。
また、病気の症状によって、全身に猛烈な痛みが襲ってくることもあり、何日も寝込んでしまったり、吐血したりする、など、過酷な闘病生活となっている。
本人もブログで書かれているように、この難病の現実について、一人でも多くの方に知ってもらいたいです。