2015年の芥川賞、お笑いコンビ「ピース」又吉直樹とダブル受賞して一気に注目を集めた『スクラップ・アンド・ビルド』を書いた羽田圭介さん。
テレビでのバラエティー番組に出演で、その独特なしゃべり方や個性的なキャラクターでブレイク。テレビに引っ張りだことなっています。
その包み隠さない羽田圭介さんの注目の発言を、拾ってみました。
(出典:芥川賞受賞会見)
フジテレビ系 アウト×デラックス(2015年8月6日放送)
● 友達について
⇒「昔の友達と遊んでも、昔話しかしないから何も生まないなと、結婚した女友達とかと会っても、なんも意味ねぇなと・・・
何も出来ないし、昔話しかしないし、本当1番意味ねーなーと思います」
● 彼女は、結婚については
⇒「彼女はいないし、結婚は38歳ぐらいまでにしたいなって感じですね」
● 好きな女性は
⇒「好みの女性のタイプは、背が高い人だったら、誰でもいい、(羽田圭介本人の身長は180.5cm)、小さい人だとロリコンみたいな、自分の子供みたいな感じなっちゃう」
● 普段の暮しは
⇒「朝と夜に作家の仕事をするんですけど、日中は結構だれるんで、プロジェクターで映画を見ながら、ダンベルで筋トレしたりとか、スクワットしたりとか、後はクッキー作ったり、鶏ハム作ったり、そんな感じですかね」
● スポーツはしないの
⇒「スポーツは全然観ないです、自分がやらないスポーツを他人がやってるのを観ても、あんまり意味ねーなーって思ったり、オリンピックも全然観ないですね。」
● 観る映画はフィクションが多い
⇒「ノンフィクションって結構直接的すぎて、人間の理解する生理にあってないと思うんですよ」
● 女性アーティストの歌は聴かない
⇒「女性アーティストの歌は、自分じゃ歌ったり出来ないんで、あんまり意味ねーなーと思います」
● 女性作家の本は
⇒「女性作家の感受性は、自分じゃ取り込めないなと思って、あまり読まない。ケチくさい性格で自分に取り込めるものだけ興味ある」
● 芸人又吉の芥川賞受賞にてついては
⇒「知り合いから、”又吉に注目いっちゃって残念だな”って、なぐさめを言われるんですが、僕としたら全然そんなことなくて、むしろ便乗できておいしいなと思っている、
又吉さんが受賞しなかったら、芥川賞受賞なんて、こんなに注目を集めない、又吉さんに注目が集まっている時に、画面の片隅に僕が写っていたら、その宣伝効果たるや凄まじいなと」
● 芸人しながら受賞した又吉に嫉妬はないのか
⇒「嫉妬は全然ないです、これまでの苦労とかどうでもいいんで、これから先どんだけ自分が利益にありつけるか、その効率性だけを考えると又吉さんに感謝しかないです」
フジテレビ系 ダウンタウンなう(2015年8月7日放送)
● 芥川賞受賞で原稿料は上がるのか
⇒「今まで源泉徴収前で、400字詰め原稿用紙で4400円だったんです、1枚あたり、芥川賞受賞すると、どうやら最低5000円以上になるらしい」
● 芥川賞受賞の賞金の使い道について
⇒「最初中古のキャデラック買うとか言ってたんですけど、どうやらお祝いの品のお返しをしたら、半分ぐらい使っちゃうんじゃないかっていうことが分かってきて・・・
お祝いの品とかあんまりもらわないほうがよかったなー」
● ダウンタウン松本に質問
⇒「税理士の選び方をおしえてほしい、税理署OBの税理士さんとかだと、国と折り合いをつけてくれるみたいな話を聞いたから・・・
受験組の税理士さんとかだとOBの税理士さんじゃないから、国はその税理士に冷たく当たる」
日本テレビ系 ダウンタウンDX(2015年12月3日放送)
● 芥川賞受賞後のテレビ出演
⇒「テレビ出演0本が、これまで今年出演テレビ番組76本、本の宣伝のためにテレビ5本ぐらい出ればいいかと思っていたんですが、この番組出れば本が売れるかなと思っていても、放送の翌日に本の売り上げのデータをみたら、意外と売れてなかった・・・、
だから、テレビの出演のギャラで稼ぐしかないと思って」
● 原稿料とテレビ出演のギャラ
⇒「苦労して原稿用紙を200枚分くらい書きました、それで僕の原稿料だとだいたい80万円くらいになる、でもテレビで3、4本出演するとそのくらい稼げちゃうんで・・
だから本業の効率が悪いなと・・・」
● 『スクラップ・アンド・ビルド』の印税は
⇒「今のところ、だいたい2200万円くらい」
● 芥川賞受賞の賞金は
⇒「100万円分をドルに変えた」
これからもしばらくテレビ等メディアの出演が続きそうですね。
今後も羽田圭介さんの発言や作品に注目していきましょう!