ボブサップ全盛期と比べ、今は見る影もなく弱い野獣?となっていた

ボブ・サップといえば、2002年、日本の格闘技界に参戦。PRIDEヘビー級王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと対戦。敗れはしたものの善戦した、さらに10月と12月にK-1王者のアーネスト・ホーストを2度倒したことで、K-1ファンや格闘技ファンにも衝撃を与え、そして実力を認められました。

確かに、あの時は格闘技選手としての技術力は不足していましたが、あの巨体を武器に、前へ前へとガンガン押して、そして太い腕を振り回すだけの無茶苦茶な打撃で、対戦相手を倒していました。

しかし、2003年3月のミルコ・クロコップとの対戦で、左ストレートで目の下の骨を折られてKO負けをする。このころから、打撃の怖さを知ってしまったのか、今までのような前へ前へとガンガン押していく姿が見られなくなりました。

ただし、この2003年大晦日の曙太郎と対戦試合は、視聴率もよく、かなり話題になりましたね!

総合格闘技おいて連戦連敗、なんと2011年から12連敗

最近のボブ・サップは、全盛期の活躍を見る影もなく、2009年からの戦績は、1勝15敗と惨憺たる結果となっています。

倒れると頭を抱えてうずくまったり、タップ(ギブアップ)するのが早すぎるし、どうも勝負をしようというよりも、怪我なしに早く試合を終わらせたい、と感じてしまいます。

◆ ボブ・サップの格闘技の試合結果(2011年~)

  • 2013年8月8日
    対戦相手 エジソン・フランカ
    対戦結果 1R 35秒 ギブアップ負け
  • 2013年5月25日
    対戦相手 エメリヤーエンコ・アレキサンダー
    対戦結果 1R 1分18秒 TKO負け
  • 2012年9月15日
    対戦相手 デュシャン・パナジョトヴィッチ
    対戦結果 1R 1分28秒 ギブアップ(パンチ)
  • 2012年6月16日
    対戦相手 キム・ジョンデ
    対戦結果 2R 2分  TKO負け
  • 2012年6月8日
    対戦相手 トルゲン・アキルベコフ
    対戦結果 1R 1分29秒 ギブアップ負け
  • 2012年5月18日
    対戦相手 ソア・パラレイ
    対戦結果 1R 12秒  TKO負け
  • 2012年5月12日
    対戦相手 マリウス・プッツナウスキー
    対戦結果 1R 39秒  TKO負け
  • 2012年3月11日
    対戦相手 ジェームス・トンプソン
    対戦結果 1R 1分52秒 ギブアップ負け
  • 2012年2月11日
    対戦相手 ホーレス・グレイシー
    対戦結果 1R 1分18秒 ギブアップ負け
  • 2011年12月16日
    対戦相手 マロ・ペラック
    対戦結果 1R 3分4秒  TKO負け
  • 2011年4月30日
    対戦相手 アッティラ・ウカル
    対戦結果 1R 43秒 ギブアップ負け
  • 2011年3月11日
    対戦相手 スタブ・エコノム
    対戦結果 1R 1分45秒 TKO負け

2013年8月8日 対戦相手 エジソン・フランカ

2013年5月25日 対戦相手 エメリヤーエンコ・アレキサンダー

2012年3月11日 対戦相手 ジェームス・トンプソン

2012年2月11日 対戦相手 ホーレス・グレイシー

このような試合をすることに関して、実際にインタビューで
「いいか、ビーストはわずかのカネで身体に残るようなダメージを受けるつもりはない。」と、ボブ・サップは語っています。

格闘技の試合で、“勝負する”というよりも、“ビジネスをしている”といった感じなのかもしれません。

とはいっても、2015年大晦日に、『曙vsボブ・サップ』が12年ぶりに試合を行うということですから、気になってとりあえず見てしまうかもしれません。

しょっぱい試合じゃなくて、全盛期の時のような興奮する試合を見てみたいですね!

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