8月5日に行われたリオデジャネイロオリンピックの開会式。開会式は通常、各国・地域の首脳が多数出席し、オリンピック外交の場となるが、ブラジル国内の政治的混乱などが首脳たちの足を遠ざけたよう。
開会式に、出席した各国・地域の首脳の数は、100人以上だったとされる2012年のロンドン大会の半分以下の約40人の出席にとどまった。
開会式に出席した首脳は、フランスのオランド大統領やイタリアのレンツィ首相、アメリカはケリー国務長官が出席した。中国は劉延東副首相、北朝鮮は金正恩鮮労働党委員長の側近の崔竜海党副委員長が出席した。ドーピングが問題となったロシアのプーチン大統領は欠席した。
そんな中、出席した潘基文国連事務総長が、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の隣で、居眠りしていたのでは?との疑惑が中国で広まっている。
中国の大手ポータルサイト「新浪」は、マラカナン競技場の貴賓席で目を閉じていた潘氏が、隣に座っていた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から声をかけられた際、1秒後に呆然とした表情でやっと反応した様子を映したとする動画を掲載した。
中国版ツイッター「微博」上には、「私は誰? どうして私はここにいるの?」と潘氏の“心の声”を代弁する投稿や、「授業中、こっそり眠っていた時に、突然先生から当てられたような感じ」といった投稿が殺到。居眠りが事実として広まっている。
(出典:産経ニュース『潘基文国連事務総長が開会式で居眠り? 中国では「かわいい」「萌える」と好印象も』)
■「潘基文国連事務総長 リオ五輪開会式で居眠り?」の動画