吉田沙保里伝説|伊調馨は階級変更・世界ランキング16年1位・「絶望」のあだ名

リオデジャネイロオリンピックレスリング女子53kg級の吉田沙保里選手は8月18日、決勝で米国のヘレン・マルーリス選手と対戦し、1-4で判定負けを喫し、銀メダルとなった。期待されたオリンピック4連覇はならなかった。

試合後、吉田沙保里選手は「メダルが目標だったんですけれど、最後の最後で負けてしまい悔しいです」と語り、涙で言葉を詰まらせた。対戦相手については、過去にも戦ったことがあると話すが、「全然パワーも違い、減量に苦しんでいたけれど、あれだけ動けて強い相手を倒してきたので、本当に強いです」と負けを認めた。

オリンピック4連覇とならなかったですが、これまで吉田沙保里選手が残してきた“伝説”と言える実績が凄い!と話題になっています。

吉田沙保里 安定した高い勝率
  • 公式戦勝率が95%以上(301勝14敗)
  • 世界大会9連勝、オリンピック3連覇
  • 世界大会で獲得したメダルは20枚、内訳は金20枚・銀0枚・銅0枚(※追加でリオ・オリンピックの銀メダル)
吉田沙保里 世界大会で獲得した金メダルは20枚

(出典:https:/pic.twitter.com)

吉田沙保里 世界ランキング829週1位

吉田沙保里選手、なんとレスリング世界ランキングでは829週1位。829週といえば、2001年から約16年もの間、1位に君臨し続けています。

吉田沙保里 強豪が他の階級に変更
  • オリンピック4連覇の伊調馨選手、学生時代は吉田沙保里選手がライバルで苦戦していたが、階級を移してからは無敵となり189連勝、吉田沙保里選手とともに世界で数々の連勝記録を打ち立てる
  • 小原日登美選手(世界選手権8度優勝)、吉田沙保里選手に勝てず、階級を下げてロンドンオリンピックで初出場で金メダル
  • 吉田沙保里選手がいるから階級を下げた登坂絵莉選手がリオ・オリンピックで金メダル
  • さらに吉田沙保里選手がいるから階級をあげた伊調馨選手、その伊調馨選手がいるから階級をあげた川井梨紗子選手がリオ・オリンピックで金メダル
吉田沙保里 怖すぎる名言

カワイイ外国人選手と戦うときは集中力が上がりますね。「何でこんなにカワイイんだ」って。すぐに倒したくなります。燃えてきますね。
「ブン投げてやる」って」って

「私は女に生まれて良かった。男に生まれてきたらきっと試合で人を殺してる」

吉田沙保里 中国でのあだ名は「絶望」?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする