大学ラグビー 東海大学のテビタ・タタフ選手に期待!将来は日本代表に

2015年の大学ラグビー関東大学リーグのリーグ戦は、東海大学が3年ぶり6度目の優勝を果たした。その東海大学、大学選手権セカンドステージで全勝し、ファイナルステージ準決勝では、明治大学に逆転勝利。決勝では7連覇の懸かる帝京大学との対戦となる。

帝京大学との決勝で、鍵を握る選手が、準決勝の明治大学戦で2トライの活躍をした、テビタ・タタフ選手。実は、1年生No.8のテビタ・タタフ選手、この試合が大学公式戦デビューとなった。

テビタ・タタフ選手は、1996年1月2日にサモア諸島生まれ、トンガ育ち。10歳からラグビーを始め、中学時代はトンガカレッジ・アテレでプレー。

2012年2月に来日し、目黒学院中3年に編入。同年4月に全国制覇5度の名門・目黒学院高に進学。1年生の時には、高校日本代表に選出される。2013年には、目黒学院高22年ぶりの花園出場に貢献する。

そして、2015年、同じ目黒学院高のアタアタ・モエアキオラ選手と共に、東海大学に入学。その強烈なタックルと突破力を武器に東海大でも1年から期待されたが、2015年8月の合宿で、左脚の前十字靱帯(じんたい)を断裂。今季絶望かともいわれたが、懸命のリハビリと驚異的な回復力で大学選手権準決勝のメンバー入りを果たすと、監督と約束したプレー時間「20分限定」としながら、2トライの活躍で見事に監督の期待に応えた。

そんな、テビタ・タタフ選手、来日当初はご飯に牛乳と砂糖をかけて食べていたとのこと。苦労も多かったが、今では流ちょうな日本語を使いこなし、生活にも慣れた。11人兄弟の次男で、好きな食べ物は焼き肉。

「将来はトップリーグでプレーできたら嬉しいし、スーパーラグビーにも行けたら嬉しい。トンガではなく、日本代表に入りたい。日本のテクニカルなラグビーが好き。」と、語っています。今後、大学ラグビー界の注目選手となりそうです。

東海大学 テビタ・タタフ選手

プロフィール
本名  :テビタ・タタフ
生年月日:1996年01月02日
出身地 :米領サモア
出身高校:目黒学院高等学校
大学  :東海大学(2015年入学)
身長  :183cm
体重  :110kg

テビタ・タタフ選手 所属チーム 主な成績

◆ 目黒学院高等学校
・2013年 東京都春季大会:優勝
・2013年 第68回国民体育大会・少年男子:優勝
・2013年12月-2014年1月
  第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会:3回戦敗退

◆ 東海大学
・2015年 関東大学春季大会A 順位3位
・2015年 関東大学リーグ戦1部 順位1位

(出典:http://www.rugby-rp.com/)

(出典:http://www.rugby-rp.com/)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする