2014年のオフに、リオデジャネイロオリンピック代表のキャプテンである湘南DF遠藤航（えんどう わたる）選手に正式に獲得オファーした浦和が、今年も２年連続で正式オファーしたことが分かった。
また、浦和に続き、鹿島、川崎Ｆ、名古屋、神戸も獲得競争に参戦する模様であると見られている。
昨年のオフには、「共に戦った仲間ともう一度J1で戦いたい」と、湘南に残留することを決断した。今季は当面の目標だったＪ１残留に導き、来季はステップアップを模索する可能性が高い。
遠藤航選手のポジションは、湘南では主に３バックの右、主将を務めるＵ―２２日本代表ではボランチ、今年はＡ代表にも選出され、東アジアカップでは、サイドバック、ボランチを務めた。
ハリルホジッチ監督からは、「フィジカル的に強いし、良いシュートを持っている。そして運動量もある。デュエルのところもかなり強い」と、高い評価を受けている。
遠藤航 ゴール＆アシスト集
フランクフルトなど、海外チームからの移籍のオファーは
ところで、国内の数々チームから獲得のオファーがあり、移籍の話題はあるけれど、海外のチームへの移籍の話はないのでしょうか。
ポジションやキャプテンという立場が重なるフランクフルト所属する長谷部誠選手と以前テレビの企画で会談したことから、フランクフルトや他のドイツのチームに移籍するのでは、と一部ネットで噂になったことがありますが、残念ながら、現在のところ遠藤航選手へ、獲得のオファーをしている海外のチームはなさそうです。
来年のリオデジャネイロ オリンピックで注目されるような活躍をすれば、チャンスがやってくるかもしれません。
遠藤航選手には、Ａ代表定着と、また来年にはオリンピック予選があるので、益々活躍してほしいものです。