歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、6月9日に緊急会見を開き、妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんを患っていることを明かした。
Q:病気がいつ分かったのか
A:(乳がんが分かったのは)だいたい1年8ヶ月前で、2人で(市川海老蔵さんと小林麻央さん)一緒にいった人間ドッグで発見された。
Q:病気が分かった時の乳がんの進行具合は
A:がんの進行はかなり進んでおり、深刻な状態であった
Q:がんのステージ・進行度については
A:ステージについては、分かっているが、深刻だということでご理解いただきたい。深刻なので、これだけ時間がかかっているということ。
Q:現在は、がんに対してどのような治療を行っているのか
A:抗がん剤治療を中心に行っている。以前は入院していて、大変な時期もあったが、現在は通院しながら、抗がん剤治療を行っている。
ただ体調は、いいときもあれば、悪い時もあり、不安定である。
またいずれは、手術をする方向で頑張っている。
Q:病気が、がんであるということを(海老蔵が)知った時の気持ちは
A:忘れもしませんね、途方に暮れた。ああ、どうしようかなと。
時が過ぎるのを忘れるような時を、しばらく2人で過ごした思い出がある。
Q:がんが発見されてからの1年8か月の日々は
A:それぞれの家族(市川海老蔵さんと小林麻央さんの家族)がそれぞれで、忍耐のいる日々、悲しんだ日々であった。
小林麻耶さん(小林麻央さんの姉)を含めて、とにかく辛い思いをしてきた。
ただ、これまで世間に病気のことを知られずに治療に専念できたことがよかった。
会見の最後に市川海老蔵さんは「なるべく静かに見守っていただきというのが家族の願いです。」と語った。