野村宏伸さんといえば、ドラマ『教師びんびん物語』の榎本英樹役で人気が爆発、その後も、「とんび」や「君だけに愛を」などに出演され、順風満帆に芸能界を歩いてきたように見えますが、借金地獄や離婚など、いろいろな経験をしてこられたそうです。
野村宏伸 プロフィールとデビューまで
本名 :野村 宏伸(のむら ひろのぶ)
生年月日:1965年5月3日
出生地 :東京都
血液型 :B型
野村宏伸さんは、父親が化学工場を経営する裕福な家庭で生まれます。小学校2年生の時には、その当時お金持ちしか行けなかったハワイ旅行にも行っています。
しかし、高校1年生の時に、父親の会社が不渡りをだして倒産、莫大に借金をかかえ、家族と離れ離れになり、野村さんはいとこの家で暮らすことになります。
その後、父はタクシー運転手になり、手狭な家でなんとか家族一緒に暮らすようになったのですが、お金にいつも困る貧乏な生活をしていたそうです。
そして1984年に、映画『メイン・テーマ』のオーディションを妹が雑誌で見つけ、妹の推薦で応募。これは、選ばれた人には賞金が500万円と推薦者には100万円もらえることから、このお金目当てで、応募したそうです。
なんと応募者2万3千人の中から、野村さんは選ばれ、俳優デビューとなったそうです。
野村宏伸 『教師びんびん物語『の絶頂期、そして再び借金を背負うことに
『メイン・テーマ』でデビューしてから、俳優というよりアイドル路線での芸能活動であったが、1987年にドラマ『教師びんびん物語』の榎本英樹役に抜擢、一気ブレイクします。
この人気絶頂期の時の年収が、なんと1億円くらいあったそうです。
そして、20代後半の時代に世田谷に敷地110坪、建坪80坪の一軒家を2億3000万円で建てます。このローンの返済や生活費もバカにならなくて、毎月80万円の返済や暖房代がかかる冬の電気代は多い時で、10万円くらいかかったそうです。
この20代のころは、金銭感覚がマヒしていたせいもあってか、周りに集まってくる変な人に3000万円貸したり、お金の相談をしてきた友人に「よし、わかった。何とかしてやるよ」って気前よく貸したり、結局総額7000万円程度貸していたそうです。
野村さんは、この時を振り返って、「今まで一度も、一銭も返ってこなかった。でも、催促はしない。自分でやったことだから仕方ない。考えるとイヤになっちゃうから考えない。」と語っています。
その後、20代を過ぎて、仕事が激減、それでも、家のローンは支払いや生活費もかかるので、事務所に1000万円借りたそうです。この時には、お金を稼ぐために、友人の自動車ディラーの手伝いをしたこともあったそうです。
野村宏伸 結婚と離婚、再婚の嫁や子供について
野村宏伸さんは、1999年に7月にスタイリストだった女性と結婚します。2001年3月に長女が生まれ、5年後には長男が誕生しています。
野村宏伸さん夫妻はとても仲が良いと評判だったようですが、2009年7月に離婚してしまいます。離婚した後も2010年5月までは、家族4人で同居していたようです。
そして、2015年に5月に15歳年下のヘアメーク担当の省子(しょうこ)さんと、再婚しました。
野村宏伸 現在の活動について
野村宏伸さんは、それまで所属していた事務所を辞めて、2012年に個人事務所を設立します。現在は、俳優など芸能活動と共に、『NOMUZUプロジェクト』という演劇プロデュースユニットを組んで、演劇のプロデュースなどもしているとのこと。
これまで、波乱万丈な人生を送ってきた野村宏伸さん。今は個人事務所に所属していることから、自分のやりたいことを思う存分やっているように感じます。
これからも、野村宏伸さんの活躍を期待します!